text 【松】イメージソング(52)
「兄さん、どう、似合うー?」
ちゃぶ台に肘をついて、寝かせた鏡を見ている。そこには分裂した小さな十四松が座って、まじまじと自分の姿を覗き込んでいた。
小さな十四松が裸でいるのが寒そうに見えて、自らの手で作ったタンクトップの切れ端でポンチョのようなものを作った。そんなに大したものじ...
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