text 【UT】さみしいなにか140文字いっぱいパック コートに雪の結晶がついていた冬のある日、地下鉄のホームで遠く離れていったもの話をしてください。 「よう。」 聞きなれた低い声に振り向いたが、そこには誰もいない。肩から下げた鞄を引っ張られてはじめて、サンズはこんなに小さかったかと思う。 「お前、コートに雪がたく... 2018.11.03 text