サンズとパピルス

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【UT】さみしいなにか140文字いっぱいパック

コートに雪の結晶がついていた冬のある日、地下鉄のホームで遠く離れていったもの話をしてください。 「よう。」  聞きなれた低い声に振り向いたが、そこには誰もいない。肩から下げた鞄を引っ張られてはじめて、サンズはこんなに小さかったかと思う。 「お前、コートに雪がたく...
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【UT】サンズがパピルスに待ちぼうけを食わされる話

 スノーフルの見張り小屋にいて、ぼんやりと雪を見ている。見張りなのだから、周囲の観察を怠らないのは当然のことだ。まあ、ただ見ているだけなのだが。  パピルスは、自分の作ったパズルの整備に余念がない。ニンゲンを捕まえるため、と言ってはいるが本人が楽しんでいるところも大きい。何しろ...
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【UT】パピルスがサンズに「働かないの?」と言う話

幸福の定義というのは何だろう。  毎日あたたかな布団で眠れることだろうか。身近な友人がいることだろうか。それとも、陰鬱とした日々をぶち壊す英雄が現れ、あっという間に今まで積み重なっていた嫌なことを片付けてくれることだろうか。 「兄ちゃんッ、そこに寝てると邪魔!」  ゴーゴー...
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