※非公認二次創作 ※著作者及び制作会社・出版社・歴史とは一切関係ありません
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繋いだ手の大きさ、熱さまでもが同じで、もうどうにも嫌になった。絡めた指先だけが、少しだけ違った。カラ松の指は、僕のそれと違って節々が大きくて硬い。対する僕のそれは、自分で言うのも何だがほっそりとしている。 少しだけ、ほんの少しだけだけれど、違う。その事実にひどくほっとす...
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夏はどうやら終わらない 膝を突き合わせたまま、じっと黙りこんでいる。日が落ちて、ひぐらしの声も随分遠くなった。遠くでちりちりと風鈴が揺れている。 お互いの手紙に触れないまま寝て、さあ現実に戻ろうと目覚めた今朝。僕らは変わらず、祖父母の家にいた。その...
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雪山でソリに乗った夢 ソリレースは過酷だ。びゅんびゅんと冷たい風が頬を切る。 カーブが近づく。ゆったりとしたカーブだけれど、ソリは簡単にコースアウトしてしまうから慎重さが求められる。現に、兄弟六人で参加したはずのレースは僕とカラ松兄さんしか残っていない。 赤いソリに乗...
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部屋の中が妙に明るい。寝る前に電気を消すのはチョロ松兄さんがいつもやってくれるのに、今日はどうしたんだろう。ゆっくり瞬きをするうち、どうやら布団の中にいないことに気がついた。座ったまま眠っていたらしい。肩が重い。カラ松兄さんが寄りかかっている。 ――この石...
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ノベルティ カラ松の見た夢の話 ------------------- こんな夢を見た。 大海原にぽつんと浮かんだ船に一人で立ちすくんでいる。俺一人取り残されてしまったような気がしている。もしかしたら、さっきまでここに誰かがいて、...
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母の実家に眠る思い出の数々を処分することになった二人と、一松の悪夢と、何度処分しても戻ってくる手紙と、麦わら帽子のマツノくんの終わらない夏の話。 もう付き合っている一カラです。R-18ぬるめ。
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週末だけ、一人暮らしのカラ松の家に泊まりにいく一松の話。どっちもお戯れテンション。そこそこ両思いで悩みのない二人。 ※社会人になり自立したカラ松がいます ※もうできてます ※R-18は薄いです --------------------- ...
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一、 僕こと、松野一松には秘密が三つある。 一つは、高校を卒業してから一向に定職に就くつもりがないことだ。毎日飽きもせず、気まぐれに路地裏の猫と戯れて日々過ごしている。 僕の中にある僅かな良心と世間体はそのうち働くと言っているのだが、それが実...
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じぐ蔵との一件のあと、彼の持つ劇団のチケットを手に入れたカラ松が十四松をさそって見に行く話。十四松がよくしゃべる。 ※一部創作設定を付与しています。 ※平成アニメおそ松くんのエピソードネタが多少含まれます。(見ていなくても大丈夫な程度) -------...
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